高校化学の全体的な勉強法や参考書の選び方についてまとめてみました。
目安にして下さい。
・初級・中級編
高校化学の内容は「理論・無機・有機」の3つに分かれている。理論は理屈重視、無機は知識(暗記)重視、有機はその中間といったところだが、全体としてみれば理屈と暗記が入り混じっている。これが化学の勉強法の大きな特徴であり、2つをバランスをとってうまくやる必要がある。よってある程度は割り切った暗記に頼ることも重要である。
また、計算問題もよく出てくるので普段から計算問題に取り組む必要がある。
問題集や参考書は他の理系科目と同様に、個人のレベルに合わせたもの選んで徐々にレベルを上げてけば良い。場合によっては各分野に特化したものを使ってもよい。特に有機。
・上級編
どうしても暗記に頼るのが嫌ならば理屈も学べばよい。ただし、知識と知っているとそれだけでアドバンテージになることを忘れてはならない。例えば化合物の色が問われている場合、理由があってその色の可視光が目に届いているということではあるが、そんなことより色そのものを知っていれば試験的には勝ちなのである。知識を増やしつつ、気になったところを理屈として押さえていけばよい。