勉強法・参考書選び(高校物理)

高校物理の全体的な勉強法や参考書の選び方についてまとめてみました。
目安にして下さい。

 

・初級編
物理は理系科目で一番理論が大事である。とはいっても最初から理論を全て理解するのは大変なのである程度で打ち切って演習問題に取り組むとよい。理論⇔演習 を往復することでより理解を深めていく。演習問題を解く上では理屈を特に重視する。例えば「物体に一定の力が働く→運動方程式により加速度が生じる→物体は加速度運動する」と筋道をたてるように。

物理は一番とっつきにくい科目なので、最初は柔らかめな参考書を選ぶのも手段の1つ。話言葉で書かれた講義本がおススメ。かっちりとした文章で書かれたものもあるので、それぞれの好みで選ぶとよい。

最初は大変だが理解を深めれば暗記量は最も少ない科目なので、個人的には良科目だと思う。

 

・中級編
慣れてきたら問題集や参考書のレベルを上げる。このとき徐々にレベルを上げていくとよい。所々で理論の理解の不十分さを感じると思うので、強固なものにしていく。
そろそろ漫然と問題を解くのではなく、どのような現象がどのような理由で起きているのかを把握するのも大事。数式を使う(定量的に判断)、数式を使わない(定性的に判断)方法があるが、それぞれ長所短所があるので適宜使い分けるとよい。特に定性的判断の場合は手を動かさずに頭で処理ができるので、問題を解く前の整理に使える。

 

・上級編
理論において、出発点(証明できない定義や法則)とそこから導かれる定理に着目して整理するとよい。高校物理の範囲ではどうしても既知のものとして暗記するものが出てくるが、それがどうしても嫌なら微積物理などの書籍を読むことになる。

演習ももちろん大事。ここでも演習と理論の往復により、理論を強固にしていく。

 

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