高校化学の問題集・参考書の使用した感想についてまとめてみます。
やや個人的な感想も含むかもしれませんが、全て実際に使用した上でのものです。
また他にも素晴らしい書籍は沢山あると思いますので、知人やネットなどの紹介も参考にしてみるとよいと思いますが、実際に軽く中身を見てから購入することをお勧めします。
気に入った参考書のほうが勉強も捗ると思いますので、もちろん中身が一番大切ですが、デザインや雰囲気で選ぶことも意外と大事です。特に化学は色も重要な要素なので、カラー印刷かどうかも気に掛けるとよいと思います。
※最新版のものと違うことがあるかもしれませんが、ご容赦下さい。
・Doシリーズ(鎌田の理論化学・福間の無機化学・鎌田の有機化学の講義)
標準~くらいの難易度の参考書だが、ある程度基礎を身につけた用の本。うまくまとめられていて、これらの参考書をマスターすれば大抵の問題は解けるようになる良書。
・化学重要問題集
標準~やや難くらいの難易度の問題集。難易度の違うA,B問題に分かれていて、個人のレベルに合わせて取捨選択が可能で、合わせて全部で300問無いくらいの問題数。非常に人気の高い問題集で自身も受験生の時に愛用していた。
・化学の新演習
化学重要問題集よりは難しく、やや難~くらいの難易度のハイレベル問題集だが、そこまで恐れるレベルでは無い印象。問題数は300問以上のボリュームで時間のある人向け。解説は詳しめだが、しっかりと取り組むなら同じ著者の参考書「化学の新研究」を所持しておくことをお勧めする。
・化学の新研究
全部で700ページ以上の参考書。大体のことは載ってるので、分からないとき用の辞書として使用するとよい。掲載している内容は難しめなのである程度学習した人用向け。
その他(今取り組んでいる参考書)
・新・理系の化学
・原点からの化学シリーズ(化学の理論・無機化学・有機化学)
暗記メインになりがちな化学をできる限り理屈で扱っている参考書。筆者は同じで、原点からの化学シリーズはやや優しめに作ってあるが、それでも難易度は高い。化学の理論の酸塩基平衡の近似の詳しさや、無機化学のまとめかたは良いと思った。一部の極めたい人を除き、基本的には不要だと思う。